何の自慢にもならないが、毎年手袋をなくしては
新しいものを買いなおすという行為を繰り返している。
基本的に片方だけを落とすが、両方キレイに落とすこともしばしば。
昨シーズンの終わりに購入したばかりの手袋も
北京で何度も忘れられるという危機にさらされたが、
先生が階段で見つけて拾っておいてくれたり、
落したそばから親切な女性に声をかけてもらったり、
友人が「あり得ない落ち方をしている」と教えてくれたりで
無事私のもとへ返ってきた。
北京で手袋なしでは霜焼けどころではすまない。
しかし、北京で任務を全うしたかのように、彼女はまた私の前から姿を消してまった。
いや、今回ばかりは私が彼女を迎えに行こうとしなかったのだ。。
北京の空港のトイレで淋しく待っていただろうに…。
チェックインを済ませ、荷物も預けひと段落したとき、
私はトイレに行った。
空港のトイレだけあって、中は広々として清潔。
個室には荷物も置ける棚だってある。
バックをドアの吊るしにかけ、彼女は便座後部の棚へちょこんと置いた。
置いてからふと
「あー、手袋だけだと忘れちゃうかなー。帽子も一緒に置いとこうか…。」
「いや、でもわざわざこう意識したってことは忘れんやろう。」
こんなやり取りが脳裏で行われ、彼女は結局一人で待たされることになった。
トイレから出ると私の頭は二胡を無事持ち帰れるかどうかでいっぱいだった。
結果、あんなに意識していた彼女を置き去りにしてしまったのだ。
気付いたのは、手荷物検査も、税関申告も、出国手続きも全て済ませた搭乗口の前。
離陸まで1時間もある。
だが外国で手袋を取りに戻るために、あらゆる関所を逆走するのは困難を極める。
決して愛着がなかったわけではないが、こうして今年も手袋を失っていく運命なのだとしみじみ噛みしめながら諦めることにした。
では、なぜ今になってこんなことを書いているのか。
つい先日、会社でお世話になっていた方たちと飲みに行くことがあった。
先に別の用を済ませ待っている数時間、これまで京都の四条河原町に生息していながらバーゲンの誘惑に必死に耐えていたにもかかわらず、三ノ宮でついに屈してしまった。
その際、新たなパートナーを探すべく手袋を物色していたところ
彼女に瓜二つ。っていうか一卵性双生児(全く同じ商品)を発見した。
そして知った。
そういえば高かったのね、あなた…。
どうせ無くすからといつも結局安物で済ませている感覚だったのに、前回はあえて高いものを買ったら大事にしてなくさないと思ったような気がしなくもない。
でも忘れてたから結局大事に使わなかったようだ。
今になって失ったショックが増すことになってしまった。
そして止めとなったのが、買い物の途中で寄ったトイレでの出来事。
そこにも便座後部に棚があった。
その棚に張り紙が貼ってある。
「この棚に荷物を置かないでください。
忘れ物には注意してください!」
きっとこの棚に忘れ物をしていく人が多いんだろう。
まんまとあの棚のトラップにかかっていたってわけ。
悔しいです(T-T)
私って、私って(>_<)(大昔の永谷園大人のふりかけCM風)
今年こそ長く付き合えるパートナーを見付けだします。
二俣川・サンハート公演 二胡&箏
6 年前

2 件のコメント:
久しぶりに面白いね!!失くしたんだーあの手袋。まあいつ失くしてもおかしくないようなかんじだったけど…笑ww
私あした帰りまーす◎
>なんはいつ
久しぶりとかやめてくれるー。
気にしとんねん!笑
一路平安!
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